2024年3月13日〜3月27日に実施した能登半島地震チャリティー企画「LINE MUSIC PRAYLIST」において、LINEヤフーから公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ100万円を寄付いたしました。 寄付金を活用した被災地支援の活動報告をいただきましたので、ご紹介いたします。
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
100年の歴史を持つ、子ども支援の国際NGO。日本を含む120ヶ国で活動
寄付金を何に使いましたか
能登半島地震・豪雨の緊急復興支援に活用しました。
初動支援(衛生用品や室内で遊べるおもちゃなどの配布や避難所での子どもの居場所づくりなど)
保育所・学童保育など子ども関連施設の再開のため物品提供や屋外での「子どもの遊び場」支援
子どもの学びの環境整備のための、小中学校や保育園/幼稚園への給食捕食支援や備品支援
被災地の子どもたち約2000人へのアンケート実施と行政・学校関係者などへの働きかけ
今回の寄付金で使われたもので、具体的な効果や変化があれば教えて下さい
子どもたちや支援を受けた子ども関係者の声から報告します。
― 衛生用品やおもちゃなどが入った「緊急子ども用キット」を受け取った子どもや保護者の声
水なしで使えるシャンプーをみて「これ欲しかった!使いたい」
「避難所ではずっとゲームをしているので(折り紙やルービックキューブなど)このようなあそび道具は助かる」
― 避難所で「こどもひろば」に参加した子どもの声
「今まで避難所でみんなで遊ぶことができなかったので楽しかった」
「子どもが1日中ゲームやテレビばかりだったので、こうした場があることがありがたい」
「めちゃ楽しかった」「毎日遊びたい」
「今日はとても楽しい日!」
― 放課後児童クラブ(学童保育)で防災用品を受け取った学童保育支援員の声
「希望してからとにかく早く届いて安心感につながった」
― 備品支援を受けた保育関連施設の職員の声
飲料やおやつを受け取って「すぐに支援をいただいたことで、前向きに保育を再開しようと思えた。」
ヒーターやマットを受け取って「寒いと子どもたちの気持ちも縮んでしまう。暖まるのでとても助かっている」「卒園式の練習をしていて、子どもたちが寒くないように練習できている」
― 衛生用品やおもちゃなどが入った「緊急子ども用キット」を受け取った子どもや保護者の声
水なしで使えるシャンプーをみて「これ欲しかった!使いたい」
「避難所ではずっとゲームをしているので(折り紙やルービックキューブなど)このようなあそび道具は助かる」
― 避難所で「こどもひろば」に参加した子どもの声
「今まで避難所でみんなで遊ぶことができなかったので楽しかった」
「子どもが1日中ゲームやテレビばかりだったので、こうした場があることがありがたい」
「めちゃ楽しかった」「毎日遊びたい」
「今日はとても楽しい日!」
― 放課後児童クラブ(学童保育)で防災用品を受け取った学童保育支援員の声
「希望してからとにかく早く届いて安心感につながった」
― 備品支援を受けた保育関連施設の職員の声
飲料やおやつを受け取って「すぐに支援をいただいたことで、前向きに保育を再開しようと思えた。」
ヒーターやマットを受け取って「寒いと子どもたちの気持ちも縮んでしまう。暖まるのでとても助かっている」「卒園式の練習をしていて、子どもたちが寒くないように練習できている」
©︎Save the Children
能登で活動を継続するにあたり現在課題と感じていることが、将来課題となりそうなことがあれば教えてください
セーブ・ザ・チルドレンは1月から能登で活動を続ける中で、子どもたちが自分の意見を伝えられる機会が十分にないのではと考え、7月、「国・自治体の大人や地域の人たち、保護者らにいま伝えたい思い」を聴くために、被災地の小学4年生~高校生世代の子どもたちを対象にアンケート調査を実施しました。
この中で「地震やその後の生活について大人や社会に伝えたいことはありますか」といった質問には4割弱の子どもが「はい」と答え、「安全に遊べる場所がほしい」「故郷を無くさないでください」などといった回答が寄せられています。
また今後の復興に向けて何か行動したいという選択肢を1つでも選択した子どもは6割を超えており、復興のために何かしたい・話したいと思う子どもたちに、今後、大人側が何らかの機会を提供していくことが重要だと考えています。そのため、各地の復興や防災計画に子どもたちが参画する機会を設けること、子どもの意見を尊重し計画に反映することなどを求めています。
震災によって勉強が遅れることや進路への不安を訴える声もあり、進級・進学や進路に向けた準備に支障がないよう支援することも必要だと考えます。
この中で「地震やその後の生活について大人や社会に伝えたいことはありますか」といった質問には4割弱の子どもが「はい」と答え、「安全に遊べる場所がほしい」「故郷を無くさないでください」などといった回答が寄せられています。
また今後の復興に向けて何か行動したいという選択肢を1つでも選択した子どもは6割を超えており、復興のために何かしたい・話したいと思う子どもたちに、今後、大人側が何らかの機会を提供していくことが重要だと考えています。そのため、各地の復興や防災計画に子どもたちが参画する機会を設けること、子どもの意見を尊重し計画に反映することなどを求めています。
震災によって勉強が遅れることや進路への不安を訴える声もあり、進級・進学や進路に向けた準備に支障がないよう支援することも必要だと考えます。
今後の活動や目標を教えてください
- 一部損壊以上の被災世帯を対象に、子どもにかかわる費用の一部を給付する「能登子どもサポート給付金」を実施(12月半ばまで募集し、審査後給付)
その他、子どもたちが日常を取り戻すための活動を、子どもたちや家族、子どもにかかわる関係者の声を聴きながら、引き続き展開予定
本企画にご参加いただいた皆さんへお礼のメッセージをお願いします
ご参加・ご支援ありがとうございました。
子どもたちが自分らしくいられるよう、今後も声を聴きながら活動を進めていきます。これからも応援よろしくお願いします。
子どもたちが自分らしくいられるよう、今後も声を聴きながら活動を進めていきます。これからも応援よろしくお願いします。